八重垣神社松江駅に着くと、レンターサイクルを借りることにしました。駅前の松江レンタルだと一日借りても300円と超お得、その上荷物も預かって下さいました。 本当に親切です。 まっさきに目指したのは、八重垣神社です。 素盞鳴尊(スサノオノミコト)が、大蛇(オロチ)を退治したあと、稲田姫と新居を構えた地といわれ「八雲立つ出雲八重垣妻ごみに八重垣つくるその八重垣を」の歌で有名です。 社殿には日本最古といわれる神様の壁画が描かれています。 稲田姫はとっても優しいお顔をされていました。 もちろん、↓この写真は本物ではなく神社にかけてある写真です。 ここの巫女さんに撮ってもいいか聞いてから撮っているので大丈夫です。 御本奥の奥の院、佐久佐女の森には、稲田姫が八岐大蛇の難を逃れた時の中心地で、日々水を飲み姿を映された鏡として使ったといわれる鏡の池があります。 この池は、コインを紙に載せて浮かべ、その沈む速さによって良縁や心願成就を占う占いの池として有名で、今でも良縁を願って訪れる方が絶えないようです。 私もやってみました、縁結びといっても私ではなく娘のことを願ってですが…。 だって、私に良縁があってもちょっと夫が、困りますからね。(笑) この佐久佐女の森には大きな杉があります。 この辺りで、スサノオは稲田姫を守りながら八岐大蛇と戦ったのかもしれないと思うと神話の時代にタイムスリップしたかのような錯覚に落ちりります。 この辺りに八つの垣を作り八つの亀に酒を満たし、八岐大蛇を呼び寄せて酔わせて、油断したすきにスサノオは大蛇に切りかかり激しく戦ったののかもしれませんね。 そして、八岐大蛇に勝利し稲田姫とめでたく結婚したのがこの地なのですね。 だから、ここが縁結びの神社であり、夫婦の絆をさらに深めてくれる神社なのですね。 神社に入るときには気がつかなかったのですが、迎えに夫婦椿があります。 この夫婦椿は昔、稲田姫命が二本の椿の枝をお立てになられた。 それが芽を吹き出し一心同体・愛の象徴として神聖視されるようになったのだそうです。 (余談ではありますが、東京資生堂の花椿会はこの玉椿の名木を神聖化したものなのだそうです。) さて、私も夫と末長く仲良しでいられるようにお祈りして、次は神魂神社へと自転車を走らせました。 |